東濃・渡合温泉 (1) (2013/06/20)。

資金難によって、1泊旅をすることもままならない状況になってきました。今後、働いたとしても、友人との都合を合わせられる可能性は相当に低く、今回の旅が、1泊旅の旅納めとしての色彩の強い旅となりました。

自分を振り返るために、9年前に利用したことのある渡合温泉に再訪することとして、東濃地方を散策する感じで、旅を組んでみました。梅雨ということで降雨に見舞われた、2日間でした。

 

▼ 蓬莱軒(美濃加茂市)。

フルーツ大福を食べたかったのだけれどね。営業時間の前だったからか、開店しておらず食べることができませんでした。残念。

 

▼ 道の駅ロックガーデン七宗(七宗町)。

日本最古の石博物館に寄ってみようと思っていたものの、定休日でした。自宅から近すぎて寄ったことがないだけに、今回、利用できれば良かったのだけれどね。

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道の駅の店員さんには白川茶の「茶サイダー」なるものを薦められました。これから先、白川町方面に向かうのだけれど、せっかく会話することになったのだし、ここで購入して飲むことにしました。…うん、甘苦いお茶という感じかな。やや高価とも思いました。

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▼ 天心白菊の塔(白川町)。

 

かつてバスの土砂災害事故によって 100人以上の命が奪われた、その慰霊碑。岐阜県民でありながらごく最近まで知りませんでした。飛騨川恐ろしいよね、平時ですら谷深いために助かる感じでないのに、豪雨のときは濁流になるんだろうと思います。

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▼ 道の駅白川クオーレの里(白川町)。

既存施設を道の駅にしたような感じ。いまいち。

 

▼ 四つ割の碑(東白川村)。

明治時代の廃仏毀釈の激しさを示す貴重な碑。すごい…なあ。圧倒感がありました。碑を四分割して隠したというか、時代に堪えたものを復刻したもので、よっつに傷が入っています。時代の狂気というものはいつもあるんだーなあと。

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このあと村役場の奥手の山塊の上にあるエリアのレストラン「味彩」で昼食を食べました。このエリアの存在も知らなかった…リゾート開発時代の名残なのだろうか。うーん、なかなか落ち着いた空間で好きでしたよ。ただ、僕はこのエリアの存在を知らなかったし、実際に人が少なく寂しい感じでした。

 

▼ 道の駅東白川(東白川村)。

割と最近に完成した道の駅だと思います。高級茶って言い値だ…ね。どれほど美味しいんだろうーかーなあ。

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▼ 加子母観音(中津川市加子母)。

読経の音がプレイヤーによって流れていました。9年前にも訪れたことがあります。うん、時の流れを感じます。

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▼ 加子母の大杉(中津川市加子母)。

初めて行ってきました。なかなか立派な杉。ご神木ということで神社が併設されていました。岐阜県には立派な木がいろいろあるもんだーなあと思います。ここに来て良かったと思いました。

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▼ 付知峡(中津川市付知)。

 雨天ということで滝の迫力が増しているのではないかということもあり、時間調整も兼ねて付知峡の滝を見に行くことにしました。倉知温泉の交差点を左折して付知峡の駐車場、そこからは遊歩道を徒歩します。

 

▽ 観音滝。

高低差の大きな滝。普通の滝っぽいですね。

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▽ 不動滝。

観音滝のすぐ下流にある滝。上から見下ろす形になります。落差はあまり無い変わりに水量がとても多く、ドドドドドって音が聞こえます。滝の迫力を思い知ります。

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▽ 吊り橋。

3人以上は駄目とのことです。今回は 2人なので問題ないが、繁忙期には吊り橋の強度が観光客数のボトルネックになるのかもしれません。それよりも、今回は雨天のためつるっと滑りそうで怖かった。

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▽ 仙樽の滝。

もうひとつの滝。遊歩道の終点からは見えないので注意。崖づたいに奥へと進んでようやくこの滝が見えることになります。今回は雨天ということもあって、水量が圧倒的で音も迫力ありました。すごい…な。そして、水が澄んでいるところに、裏木曽の森林の保水力を感じました。

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最後、用水路に併設された遊歩道から駐車場に戻りました。付知峡には紅葉がたくさん植えられているような感じかな、夏は涼しさに、秋は紅葉にそれぞれ需要があるんだろうなあーと思いました。

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このあと渡合温泉に向かいます。