飛騨市神岡(2013/07/19)。
神岡町の市街地をじっくりと眺めるのは、スーパーカミオカンデの貯水槽に水を溜める前、貯水槽見学会に親に連れられて来たのが最後になります。20年くらい前のことだろうかなあ…うっすらと。
その後、バイクで通りかかったことが少なくとも一度。流葉スキー場を利用するために神岡地区をかすめたことが一度ありますが、神岡市街地を散策するのは、20年くらいぶりになりました。
▼ 岐阜~卯の花街道~神岡。
岐阜からは東海北陸道を利用する。そして飛騨清見ICからは卯の花街道を利用します。飛騨市古川方面とのアクセス路とは言え、大きなトンネルを作るものだなあと思います。古川市街地の直前に未改修のゾーンがありますが、基本的には走りやすい道でした。古川からは国道41号を利用して神岡地区へ。
▼ 金木戸屋。
出発時刻が当初予定よりも早かったので、先に和菓子屋に寄ることとします。市街地は建物が密集していて探すのに困惑しました。伝統の笹巻羊羹を購入しました。帰宅後、食べたところ、あっさりした味で、なかなかたくさん食べることができます。
▼ 道の駅宙ドーム神岡。
割合、最近にオープンしたと思う道の駅。スーパーカミオカンデの資料が展示されているところが魅力的。結局、スーパーカミオカンデはただの研究施設なので、こうやって広報する場所があるのは訪問者にとってはありがたい話です。毛利さんはじめとした宇宙方面の有名人のサインも飾られていましたよ。
ここで昼食、美味しかった。
▼ ガッタンゴー。
運転してくれた友人には道の駅に到着するまで秘密にしていた本日のメインアトラクション「ガッタンゴー」。旧神岡鉄道線を利用したレールマウンテンバイクです。
平日ということで僕ら以外に客はいないんじゃないかと思いきや、10組くらい 25人くらいが 13:30の便に乗車しました。…何ということだ。正直、神岡鉄道線の旅客売上を超えているんじゃないかと思います。
ひととおり説明を聞いて乗車→折り返し駅で休憩→再びスタート地点に戻ります。前輪がゴムタイヤにみせかけて鉄輪なので、レールの振動をよく拾いますわ。…なかなか、ね。そして、トンネルは平衡感覚を失う(そもそも地面が斜め)感じがして、戸惑いました。
1,500円はなかなか高いけれど、ここにしかないと思うと、まあ致し方ないかなと思いました。
▽ 往路。
▽ 折り返し地点。
▽ 復路。
▼ 奥飛騨温泉口駅。
昔の記憶と違うよなあ、奥飛騨温泉口駅は。と思って、受付の人に聞いてみたところ、10年くらい前に「廃線を見越して」駅舎を新築したそうな。そして、廃線後には市の施設として利用するつもりだったらしい。結果として、ガッタンゴーの駅舎として今は利用されています。
そして、旧駅舎も現存しているとのこと。かつて、駅舎で営業していたファミコン屋さんの話題を振ってみたら、反応ありました。やっぱり2013年まで営業するのは難しかったみたい…。だよなあ、時代が時代だものね。
現在の奥飛騨温泉口駅(廃駅)。
かつての奥飛騨温泉口駅。
右端のキャッシュコーナーがかつてのゲーム屋さん
▼ 飛騨市巡回バス。
日本一距離が長い巡回バス。帰宅して調べたところ、1周するのに 4時間 20分かかるらしい、しかし 100円。恐ろしい。
▼ 光電子倍増管。
道の駅にも置いてありましたが、ここの駅舎にも置いてありました。これをもってニュートリノの衝突から発する光を観測します。水圧に耐える構造になってるのがすごいなあと思います。
▼ 神岡城・鉱山資料館・民俗資料館。
3館共通で 450円。一度も入場したことがないので、今回は寄ってみました。
▽ 鉱山資料館。
スライムって業界用語だったのか(昭和 40年代)。
▽ 神岡城。
天守閣からの風景はなかなかでしたー。
▼ 道の駅荘川と日帰り温泉施設。
当初、流葉温泉ニュートリノに入浴する予定だったのだが、友人が荘川のパンフレットを見て心変わりすることになりました。卯の花街道から国道で道の駅荘川に移動。割合最近完成した道の駅・温泉ということで、温泉施設はなかなか良い感じ。700円しましたが、お値打ちに感じました(バスタオルなど無料レンタルでした)。
ここで夕食。そばを食べましたが、美味しかったですよ。
▼ 復路。
あとは、荘川ICから東海北陸道に乗って、ひるがの高原SAに立ち寄ってアイスクリームを購入。そのあとは、そのまま帰宅しました。
岐阜市から飛騨市神岡地区はなかなか遠く、今回はガッタンゴーがあったからこそ訪問することができました。ひさびさの訪問、変わった景色、変わらない景色、いろいろあって楽しめました。