富山高岡 1日目(2012年5月15日)。
岐阜からの高速バスで行ってきました。右手に見える赤いバスが高岡方面高速バスです。なんと、ウチら 2名が乗客のすべてでした、事実上の貸切バス。
高岡着。恐らく北陸新幹線のこともあり駅前広場は工事中でした(駅舎そのものは綺麗になってました)。路面電車乗り場も、あと数年で立派なものに置き換わるようです。
高岡大仏。予定外に行ってきました、天候不順のため海王丸パークでの2時間半滞在はしんどいだろうと。結構、間近で見ると大きな大仏でした。台座は回廊になってて、資料などがあり、それも良かったです。
ふたたび万葉線に乗って海王丸駅下車。湾口大橋を撮影する、15年前にこのエリアに訪れたときには影も形もなかったのにな。越ノ潟フェリーの運命を左右する可能性を否定しきれない橋。地元の足を奪い、中距離輸送を担う橋。そう思うと、良いものなのか悪いものなのか分からない。
海王丸を遠めに眺めます。海が近いです。
万葉線と海王丸のセットクーポンを購入しているので、もちろん入場します。意外と小さな船かなと思っていたけれど、船内は複雑な構造になっていて、なかなか広いと思いました。遠洋航海をする船なので、いろいろなものが必要になるのだなあ。
3回目の乗車、海王丸→射水市新湊庁舎前でアイトラムに乗れました。かっけー。
このあと目的の寿司屋がなぜか定休以外にも関わらず休んでいて右往左往したハプニング。隣駅に移動して、「秀鮨」という寿司屋に移動して、そこで寿司を食べることができました。「おまかせ」で寿司を注文したなんてはじめてだよ…2,500円でしたが、量も味もとても良かったです。すごくお値打ちだったかと。
越ノ潟発着場に到着。電車とフェリーの接続がすごく余裕が無いので、ばたばたと移動します。振り向いて電車をとる余裕は無かった。
乗ったフェリー。自転車とバイクを乗せられます(昔、来たときにはバイクを乗せました)。出航です。日本海というか富山新港を横断します。乗船は歴史的事情により無料です。
乗船中、結構揺れます。
橋がなあ、恨めしいよ。この橋が建設されなかったらフェリーは安泰だったかもしれないのに。
まもなく堀岡発着場(新港東口)。
夜間はフェリーが運休して代行バス(タクシー?)が走ります。これは、15年前には無かった(当時は夜間帯もフェリーでした)。恐らく経費節減。という訳で、非常に混乱しそうなレアな時刻表が掲示されています。
フェリー運行には10名ほどの人員が必要とのこと(例えば船には2人が乗船する必要がある)。1人 240万/年と控えめに見積もっても、10年で2億4000万円だからなあ、そして乗船無料。この公共事業は維持するに値するのかどうかは僕には分からない。新港開発の歴史的経緯とか橋の建設だとか、考える要素が多いです。
堀岡(新港東口)から富山方面は、残念ながらとうの昔に鉄道が廃線になってしまったので、バスを利用します。なお、休日ならば、岩瀬浜に行くバスが 3便運行されていて、富山ライトレールを堪能できるように取り計らわれています。富山行きのバスは、かつて電車が走っていたことが信じられないくらいに本数少ないです。
富山。人口の割には地域の中核都市という風情がありました。商店ではなくオフィスビルがところどころにあるところが名古屋に近接しすぎている岐阜との違いだなあ。
最後、ポートラムに2駅だけ乗車。道路の中央ではなく左端を走る路面電車というのも、日本でここだけかもしれないくらいにレアだと思います。富山港線ではなくて新線の部分が結構距離があって驚きました、富山は本気で復活させたのだなあ。
旅館到着。ぐったりしましたw。お風呂に入って頭痛もある程度とれたかな、というところで寝ました。