和歌山・高野山 1日目(2013/11/02)。

文化の日の 3連休を使って、和歌山・高野山方面へ旅をしてきました。今回は岐阜~大阪間の移動には電車を、そして大阪からはレンタルバイクを利用しました。宿泊をともなうバイクツーリングは、実に 13年ぶりになりました。

 

▼ 岐阜~名古屋~大阪。

新幹線で行くのが早く、在来線で行くのが安く。しかし、着席指定により疲労を低減しようということで、アーバンライナーを利用しようと。6:03の名鉄岐阜出発(ミュースカイで 350円がさらに必要でした。こんななら JRにしたよ…)で6:40には近鉄名古屋の窓口に到着したものの、順番待ち。そして、7:00のアーバンライナーは満席で、7:30のものを予約することになりました。まさかの 30分遅れがここで発生することになります。しかも、00発と違い、30発は途中停車駅が多いのでした。

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大阪難波到着 9:57では遅すぎるので、大阪上本町で途中下車して、ここからタクシーに乗ってレンタルバイクの店舗へ向かいました。10:15くらいにはバイクを借りることができました。借りたのは、VTR250(以下は和歌山県で撮影したもの)。250ccの非力を感じましたが、実測で 30km/lという驚異の燃費を叩き出すバイクでした。…はじめ、燃料不足ランプが壊れてるかと思ったよ。

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▼ ~泉佐野

荷物を積んで泉佐野までは阪神高速を利用します。料金体系が変わって、非ETCの人たちは区間料金が廃止されたのね、旧エリアの境にある旧料金所に困惑しました。運転に関しては、幸いにして何事も発生しなかったのだけれど、荷物の積み方に慣れてなくて荷崩れの危険性がありました。実際に泉佐野で荷物がぶらさがり状態になってます。阪神高速は非常駐車帯の少ないエリアもあり、もしものことがあったら危ないなあとも思いました。りんくうエリアは新しい建物が林立していましたなあ。

 

多奈川・加太・和歌山港

それぞれ南海電鉄の終着駅。多奈川は広い敷地の割りは物寂しい感じがしました。加太は町の規模に対してはこじんまりした駅。そして、和歌山港はフェリーターミナルへの連絡通路が印象的でした。かつての水軒駅への路線の跡は残っています。電柱の根元が残っていてよく分かりますが、水軒駅そのものは、道路拡幅の影響からか駅の正確な位置も分かりませんでした。

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▼ 和歌浦・新和歌浦。

かつての保養地。しかし温泉が出ないことと道路が狭いことが影響しているのだろうなあ、寂れています。高齢者向けの施設も目立つような感じでした。海岸線が入り組んでいて、海は綺麗です。

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▼ ~旧中津村。

海南市は交通量が多いなあ何とか抜けます。言い換えれば電車が頑張ってない世界なのだなあと。有田市が近づくと、みかん畑がとても目立つようになります。そこからさらに南下して湯浅町、少しだけ有料道路に乗って中津村を目指します。道の駅に少し寄りました。

 

▼ 金屋口。

吉備町の旧有田鉄道の金屋口駅に行きました。「口」なので町には期待していなかったのだけれど、古い商店街が軒を連ねていました。ひとつここに町があったのだなあと。駅舎はしっかりと保存されていました。ホームもまた。こうやって残されているのを見ると、少しほっとしますね。ただ、駅隣接の中規模商業施設は店舗撤退していました。町の衰退は感じます。

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▼ 由良。

再び湯浅町に戻ります。ここから由良町までは県道 23号と 24号を利用します。この道がたいがいで、1車線かつガードレール無しの区間もあったりして、とても恐怖を感じました。既に夕方から夜へと移りだんだん景色が暗くなることもまたね。

半島の先端に道の駅があるので、道路状況については改善されたと期待していたのだけどね。この道の駅は、普通の道の駅とは異なり、バーベキュー場をメインとしてその補足的な道の駅で、通過する旅行客をターゲットとしている感じではありませんでした(既に夜で閉まっていて詳細は不明でしたが)。

県道 24号は、道路標識が少なく、右折ポイントでも案内がまったくなかったりして行きつ戻りつしたところもありました。紀伊半島の道って、幹線道路以外は整備状況が悪いよなあと思います。6:30だったかな、ようやく目的地の由良のビジネスホテルに到達して、ここで宿泊になりました。

1日目、トラブルもなく、ひさびさのバイク(バイクは 1年ぶり)でほっとしました。一方、明日からの天気予報が予測からさらに悪化し、雨天になるとのこと。今回、雨対策はほとんどしていないので、ずぶ濡れになるのではないかと恐れ、事故を起こすのではないかと恐怖しながらの睡眠になりました。