滋賀(2013/12/31)。

友人のクルマの乗せられて大晦日、滋賀県に行ってきました。

往路は大垣西IC~養老JCT~米原ICを利用。東海環状道の新規開通区間は、「高規格だなあ」と思わせる東海環状道らしい道路でした。

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米原に到達すると、路肩には雪が山積みになっています(30cm以上)。滋賀県もエリアによっては雪深いのだなあと思います。そこからは湖岸道路を南下して、長命寺に立ち寄ります。

 

▼ 長命寺。

西国 33番の 31番目なのだなあ。階段が 800段以上あり、なかなか過酷だなあと思います。ふもとだけ見ました。長命寺港は漁港のようで、沖島へは堀切港から船が運航されているよう。いつか沖島にも行ってみたいと思っています。ここの案内看板で少し、島の情報が手に入ったのは良かった。バスターミナルが整備されています。集落の規模の割りに大きい感じなのは、参拝客がそれなりにいるからなのだろうかと思います。

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ピエリ守山

そして、本日メインの目的地のひとつ「ピエリ守山」に到着します。ネットで有名になったこのショッピングモール。現在営業している店舗は 4店舗しかありません。駐車場は大晦日なのにこのとおりです。そして、事前情報どおり館内撮影は禁止とのことでした(アナウンスも頻繁に流れます)。

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ピエリ守山港も閉鎖されていました。

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店舗内は暖房が効いています。そして、テナントのないエリアの通路も通行可能で、1階と 2階とを繋ぐエレベーターは常時稼動しています。トイレなどもすべて稼動しています。その電気代を考えるとぞっとします。廃墟といえば静的なものだけれど、ここではエスカレーターが動き続けているため、他にない感覚を味わうことができました。

ペットショップは「営業継続」すると張り紙していました。そりゃ…そういう紙が必要だよね。友人はここで買い物。そして、店舗内を一通り回って、カフェで昼食をとることにしました。あ、店舗最北部は壁が構築されていて違和感を感じました。このエリアは封鎖されてしまったのだろう。全体として、人気がないということに恐ろしさを感じます。警備員も見た限りでは 1人配置されているだけでした。日本の田舎という治安の良い場所だからそれほど問題にはならないのだけれど、これは場所によっては非常に危険な場所なんじゃないかと思います。

カフェは思いのほか時間がかかり(恐らく普段より多くの客が来ていたのだろう)、ピエリ守山には 2時間近く滞在することとなりました。うん、こういうものを体験することができたことはとても良かったと思います。

 

 ▼ 坂本ケーブル往路。

琵琶湖大橋を通過して、道の駅はパスして比叡山の麓、坂本駅を目指します。今回はクルマで移動していますが、比叡山の山頂エリアの積雪を気にしたことと、坂本ケーブルの良さもきっとあるだろうと判断して、麓の駐車場に止めて坂本駅に移動し、切符を購入しました。路線としてのケーブルカーに自ら切符を購入して乗るのは、今回がはじめてになります。わくわく。

切符は往復 1,500円強と高額ではありますが、この後、沿線の風景を目にして、これは当然の値段設定だなと思いました。このケーブルカーを開通し、維持するためには、これくらいの金額を支払っても妥当だなあと思いました。ロープウェイと違って、地面を這いつくばって…ケーブルに引っ張られて登っていくのだもの。すごいよなあ。

 

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比叡山

高野山のような町ではないということで、参拝にはあまり時間がかからないのかなあと思っていたら、2時間以上滞在することとなりました。除夜の鐘が有名とのことですが、昼間の時間帯にはその鐘を 50円で鳴らすことができました。ゴーンとね。展示施設の仏像を見たり、良かったです。

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坂本ケーブル復路。

16:30の最終便で下山することになります。途中、向こうのゴンドラの中間駅で停車。確かに駅のないところで列車が停車するのは、不思議な感じだ。赤信号のような感じといえば良いのだろうか。

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雄琴温泉と復路。

既に日没の時間帯で、当初予定から大幅に遅れていますが、雄琴温泉に寄りました。歓楽街がある温泉街なのだなあ、昭和な風景が一部にありました。利用したのは日帰り入浴施設。大きなスーパー銭湯でした。

琵琶湖大橋から帰路。大橋の路面は音楽を奏でる舗装になっていました。なるほどー、これがうわさの…かあ。初めてでした。思った以上に、音楽は明瞭に聞こえました。結果的に、ピエリ守山の前を通り(少し迷い込み)、夜空に浮かび上がる風景に、維持費が気になります。

幸いにして、天気は良いままで岐阜に戻ることができました。

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