進級判断プログラムのバグ。

プログラムのバグというものを体験した経験を 2つ挙げてみる。プログラムのバグを身近に感じたのは…正常に動くべきものが、動かないことがいかに混乱を招くか、貴重な体験だったと思います。

 

大学生を、僕は 7年経験してる。そのうち半年×2回、休学してる。だから、実質の通学期間は 6年と言えるかもしれない。

大学では、1, 2, 2, 2, 2, 3, 4年生という形で推移した。2年生から 3年生になるときには、外国語単位の 11単位以上取得が必須となっていて、これがかなりの枷になっていた。

5年目、4回目の 2年生を終えて、ようやく 3年生になった、単位取得表とシラバスを照らし合わせて 3年生になったことを確信した(ただし、外国語の単位はそれでも少し不足していたため仮進級という扱いになった)。

 

そうして、6年目、新年度が始まって、履修登録を終える。その間にも、何か違和感を感じる出来事が 2, 3個あったような気がするのだけれど、詳細は忘れた。

4月下旬、履修登録確認票を見てびっくりする。ほぼすべての科目が、「習得年度エラー」で弾かれていたのだ。つまり、僕は 2年生という扱いになっていて、3年生で受けられる単位を弾かれていたのだった。

僕は、びっくりした。進級したことを寮内で公言していたこともあり、こんな恥さらしなことはないと思った。寮を退寮しようかとも思った。

そうして、翌日、それでも疑問に思い、総務課に行ったところ、担当はあっさりと言ってのけた。「プログラムのバグですよ。該当者はもう一人いました」。

人をどれだけ不安にさせたのだろう。履修登録の修正そのものは総務課がやってくれた、だから特段手間がかかった訳ではない。だけれど、プログラムのバグというものが、他人に与える影響の大きさを思い知りました。

 

もうひとつの経験は、明日にでも書いてみようと思います。これは非常に些細な話題なので、あまり期待しないよう。