姫路家島旅 2日目(2013/02/21)。

▼ 大立旅館。

7:20頃に起床。結局、昨晩は寝付くのにすごく時間がかかって、朝もとても眠たい状態でした。7:40頃に朝食をとりました。9時過ぎの高速船に乗るために 8:45頃に旅館を後にしました。この旅館を利用してとても良かった、また将来のいつの日か、機会あればこの島に訪れたいものです。旅館からの風景はこんなでした。右端が真浦港乗船場です。

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▼ 家島本島~姫路港~飾磨駅

往路とは別の会社が運航する高速船に乗車しました。通勤通学ラッシュを終えた時間帯からなのか船は往路よりも小型でしたが、乗船客は多いと思いました。家島は本土との交流が多い離島なのだなあと思います。

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姫路港からは神姫バスに乗車、飾磨工業高校前バス停で下車して飾磨駅まで徒歩(7分ほど)。飾磨駅窓口で、有馬温泉太閤の湯セット券を購入します。平日など日付限定ながら、太閤の湯の入浴券に姫路~新開地~有馬温泉の一日乗車券がセットで 2,800円はかなりお得です。

 

▼ 須磨浦公園。

飾磨駅から特急に乗車。途中、電車がえらく減速した区間がありましたが、恐らく先日の脱線事故の現場だったのかなあと思います。途中で普通電車に乗り換えて須磨浦公園駅で下車。本日のメインイベントのひとつ、須磨浦公園を楽しむこととします。リフトまでの往復セット券を購入しました。

 

▽ ロープウェイ。

まずはロープウェイ。

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▽ カーレーター(往路)。

続いて、世界で 2ヶ所しか導入されず、現在は須磨浦公園にしか存在しないというカーレーターに乗車します。公式ホームページに「乗り心地の悪さが評判」とありましたが、「なるほど…」と思える乗り心地でした。

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▽ リフト。

回転展望閣は後回しにし、さらにリフトに乗って奥地を目指します。以下の写真はリフトを降りたところを撮影。

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甘酒サービスということで甘酒を頂きます。明石海峡大橋のアングルがなかなか良いです。この公園ができた時代には無かったもの…でもあります。このエリアには引率された園児の集団がいました…ディズニーとは違った、テーマの無い遊園地もまた素敵だなあと思います。まさか園児たちは…カーレーターに乗ってない…よね?

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▽ 回転展望閣。

復路のリフトに乗って回転展望閣を利用します。ここの 3階の喫茶でケーキセットを食べました。この間に、リフトは強風のため運休との情報が入りました…タイミング的に際どいところでした。3階の喫茶は床がゆっくりと回転しており、景色が変わってゆくのを楽しめる…のは確かにそうなのですが、自分の位置が変わっていくことに距離感がずれまくって少し当惑しました。

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▽ カーレーター(復路)。

 回転展望閣からカーレーターを利用してロープウェイへと戻ります。カーレーターは下りのほうがやはり怖い感じがします。そして、下車エリア直前のガタンゴトンという衝撃にかなり驚きました。…すごい。

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その後、ロープウェイに乗って山を下り、山陽電鉄線の須磨浦公園駅に戻りました。須磨浦公園はカーレーターを仮に廃止したとしても、ロープウェイとリフトの維持費がかかりそうで大変そうな気がします。それでも、末永く営業して欲しいなあと思いました。

 

▼ 須磨浦公園~有馬温泉

山陽電鉄線の須磨浦公園駅から神戸高速交通の新開地を経由して神戸電鉄線の有馬温泉駅を目指します。神戸電鉄の電車は六甲山地に対して、車体を左右にくねらせながら登っていきます。速度が出ないのは仕方が無いさ、開通させたのはいろいろ意地があったのだろうなあと思う。

電車の速度が出ないので思う以上に時間がかかりましたが、鈴蘭台駅で乗り換え、さらに有馬温泉口で乗り換えて有馬温泉駅。思った以上に乗客がいました…平日というのに観光客がこれほどいるとは。

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有馬温泉「太閤の湯」。

有馬温泉駅前に「太閤の湯」行きのシャトルバスが停まっていました。乗ろうとしたところ「温泉施設は混雑していて 1時間待ちです」とのこと。平日というのに…京阪神の人口の多さなのだろうかと思います。幸いにして、15分ほど待ったところで施設に入場できました。

温泉は金の湯と銀の湯。露天風呂などもあります。金の湯は、赤褐色というよりむしろオレンジ色に近いような鮮やかな色でした。追加料金を払って、有料の岩盤浴を利用しました。気持ち良いー。

さらに食堂を利用しましたが、これはいまいちでした。お土産コーナーは充実していて良かったです。お土産を 2種類購入しました。

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復路は有馬温泉駅まで歩きました。なるほどホテルが林立しています。そして、意外と高低差の大きい地形なのだなあと思いました。もっと盆地状かと思ってました。雪が降ったり止んだりしていました。

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有馬温泉~岐阜。

既に夕方に近づいていました。「お金よりも時間を優先」と言うことで、復路は新開地経由ではなく北神急行線を利用しました。なるほど…単なる地下鉄とは違うんだな…六甲山を潜り抜けるだけあって、駅間が恐ろしく長いです。不思議な感覚になりました。

三ノ宮駅からは阪急に乗り換え。阪急の電車は普通も特急も同じあの真ルーンっぽい色なのだなあ、上品な色遣いだなと思いました。終点梅田駅からは徒歩で JR大阪駅。ここから、電車を乗り継いで岐阜に戻りました。岐阜到着は 21:20でした。

 

1日目も 2日目も予定詰め込みすぎたのかな、それとも…家島という場所のアクセスの悪さが、時間の逼迫させることになったのかな。いろいろな場所に訪問し、いろいろな刺激を受けられたことは良かった。

もうしばらくは、こんな大型の旅は実現できないだろうと思います。今回、旅館などと言う宿泊施設を利用したことも何年ぶりだったかと思います。旅を満喫できて良かった、と思いました。