姫路家島旅 1日目後半(2013/02/20)。

三ノ宮から乗車してさらに西に進みます。

 

▼ 生石神社。

宝殿駅で途中下車して生石神社に立ち寄ることとします。生石は難読地名で「おうしこ」と読みます…どうやって読むんだ。宝殿駅から生石神社までは距離があり、運行本数の少ないコミュニティバスにも期待できず、往路タクシーを考えていましたが、幸いにして駅前にレンタサイクルステーションがありました。これを利用することとします。

1日利用で 300円、宝殿駅前から生石神社の入口までは、ゆっくりと自転車をこいで 10分強と言ったところ。山腹の神社が見えてきました。

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山麓に自転車を停めて、そこからは徒歩。かなり急な階段を登っていきます。

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肝心の巨石は、拝観料 100円を支払う必要があるということで、支払って中に入ります。巨石…浮石とも呼ばれる石を間近で見ます。また、巨石を時計回り方向に一周することもできました。確かに、謎の巨石だ。友人は「巨大なブラウン管テレビのようだ」と言っていました。確かに…。

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本殿に隣接して石が置いてありましたので、指示にしたがって全力で押してみます。

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その後、本殿の裏山を登ってみました。山自体がひとつの巨石なのだなあと思いました。浮石も上からのアングルで見ると、また違った雰囲気があります。

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▼ 姫路~姫路港。

宝殿駅に再び戻って、切符の終着駅姫路駅に到着。路線バスの時刻の関係で急いで、駅南口に向かいます。この影響で、修理中の姫路城を見ることは叶いませんでした。路線バスに乗ったものの、当初予定した高速船には間に合わず、フェリーターミナルで次発の家島行きを待ちます。

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高速船が到着しました。この船に乗って、家島本島に向かいます。驚いたのは離島の割には乗客がたくさんいたこと。もうひとつは下船客に高校生の集団がいたこと…本土から家島の高校に通うのだから、専門的な学科が設置されているのだろうなあと思います…多分、造船とか。

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▼ 家島本島。

高速船で片道 27分、真浦港に到着しました。

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島内に目立ったのは原付(~125cc)。…多分、島内に数百台はあるんじゃないかなと思います。島らしく、道が狭いので、クルマも軽自動車ばかりです。今回の旅では、大立旅館に宿泊することにしました。旅館の入口は以下の写真側ではなく(メインストリート側ではなく)裏手側になっていました。

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夕暮れが近づいていましたが、荷物を置いて、島内を散策することとします。明日の朝にはこの島を出発してしまうのだから、これが島内を散策できる唯一のチャンスなのだから。

まずは「どんがめっさん」。亀の姿をした岩。

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真浦神社は新築の神社でした。参拝しました。できれば家島神社に行こうと思っていたのだけれど、旅行日程的に無茶でした。真浦からは徒歩で片道 1時間ほど掛かります。島内にはコミュニティバスが運行されているようでしたけど、旅行者が上手く利用するのは難しそうでした。

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島内を散策します。基幹道路は 1車線~ 1.5車線ほどの道路がほとんどですが、島内に平地は少なく、何割かの民家は山の斜面に建設されています。基幹道路から一本道を入ると、路地というにはあまりに細い道が走っていました。島らしさ…でもあります。

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日没を過ぎてどんどん暗くなっていく中、展望台まで行ってきました。山頂には小さな祠がありました。

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夜景はなかなか綺麗でした。本土側の遠い煌きが離島であることを認識させます。デジカメではもはや真っ暗になってしまったので写真は割愛します。

 

▼ 大立旅館。

自室で少しゆっくりしてから夕食をとりに食堂に行きました。

…想像を絶する夕食の量でした。いあ…美味しい海の幸が食べられるのはありがたいことだけれど、10皿も食べられませんわー。料理の最後に出される予定のご飯を僕は食べず、最後のデザートのプリンも、半分以上を友人に食べてもらいました。

海の幸はとても美味しかったですよ。刺身も天ぷらも煮物も鍋もナマコも美味しかった。ただ…それぞれの皿の量が多かったなあ。都会のような上品さではなくて、量で勝負する素朴な世界なのだなあと思いました。季節によって海の幸は変わり行くのだそうです、いつか冬以外の季節にここに来る機会はあるのだろうかなあと思いました。

宿泊日が平日ということもあり、僕たち以外はビジネスの利用客でした。旅館のおかみさんといろいろ会話できたことは良かったでした。あまりの満腹感にお風呂に入ることもせず、布団でごろごろした後に就寝しました。