徳島高知旅 4日目(2014/07/21)。

最終日は徳島県央エリアを回ります。

 

吉野川に沿って東へ。

平成の市町村合併で三好郡の大半は三好市になったのだけれど、三好郡三好町は「東みよし町」になって、今回の旅では 15年前のツーリングマップルを持ち歩いていることもあって、混乱しました。それにしても吉野川は中流部でも川幅は広い。古い橋もあれば新しい橋もありますが、川の南北が交流する機会は距離の割には少ないのかもしれないと思います。

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大歩危

川が美しいスポット。本当は舟下りなどで体験するのが良いのだろうなあ。大歩危の道の駅から川をのんびり眺めます。また、大歩危駅にも立ち寄ってみました。山の斜面の限られた平地にある、こじんまりしたレトロな駅でした。それでも駅前はロータリーになっています。このエリアの玄関口の風格を感じます。

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▼ かずら橋へ。

かずら橋への観光客増加に対応するためにバイパスが完成したということで。そして終着には巨大な駐車場がありました。しかも 2階建てという。これが満車になるくらい観光客が来るのであれば、確かにバイパス先行開通させる意味もあるわなーと。

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▼ かずら橋。

遠くから見るとただの吊橋で、「地域の歴史として重要なのだから勉強になるし」と思っていたけれど、いざ近づくと、「足元がスカスカ」です。大人ですら下を見て一歩一歩歩かないと、足を踏み外す恐れがあるという。子供にはかなり危険。今の時代に、よくこんなものが残っているなあ、驚き。地域の人の話によると、「昔はもっと隙間が広かった」との話だけれど、ホントなん。高度はそれほどでもなく、揺れも大きくはないけれど、なかなか恐怖を感じる吊橋でした。

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▼ モノレール。

「世界最長の観光モノレールに乗れますよ」。70分で 2,000円ほど。70分という所要時間にためらいを感じたけれど、乗ることとしました。実際に乗ってみるとあっという間だなあ。結構な急勾配で上っていくので変化が大きくて楽しかった。モノレールを介してだけれど、定員 2名の小さな車体に 1人だけ乗って突き進むので、森林散策をしている気分になりました。

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▼ 温泉と昼食。

モノレールに乗った方は温泉が無料ということで。ここで昼食と温泉を利用します。そばが名産らしいので頂きましたー。そしてお遍路さんにも「萌えポスター」があることを知った。

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▼ 第2かずら橋。

吊橋はかずら橋よりも恐怖を感じなかった。材木が太く安心感もありました。ここには野猿という全国でも数少ない交通装置が残っていて片道を利用しました。人力の水平移動ロープウェイのような感じ。なかなか発想が素敵だなあと思いました。

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▼ 剣山麓へ向かう。

さらに東へ進んでいくと剣山ヒュッテが目に入るようになります。ひたすら進むとリフトが遠めに。その後、一旦、山麓駅を越えてトンネルを越えて東側から剣山を撮影しようとしたものの、雲に覆われていました。

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▼ 剣山リフト 往路。

当初、リフトを利用する気はなかったのだけれど、時間の余裕もあるし、「剣山にこれだけ近づいたのだから」ということで利用します。「山頂駅近辺には何もない」との説明を受けたけれど、「まあ、到着してみてから考えよう」と。

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▼ 湧き水と神社。

ここで一人旅をしていた若者に声をかけ、一緒に行動することにしました。彼はもちろん山頂が目的地、僕は湧き水と神社までを一緒に散策し、そこでお別れということに決まりました。湧き水は幸いペットボトルに汲むことができました。この水、とても美味しい。山頂エリアで体験があったということで、嬉しいハプニング。リフトに乗ったからこその体験でした。

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▼ 西島駅へ。

彼は右の道から山頂へ。僕は左の道でリフトへ。

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▼ 西島駅でのんびり。

WNIの観測装置が置いてありました。ここで、団体旅行で一人待っていた年配の女性の方と雑談して、少しのんびりしました。天気が良く眼下の山々がきれいでした。

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▼ 剣山リフト 復路。

どんどん降りていきます。

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吉野川市

旧一宇村経由で平野部に出ます。…道、細かったし曲がりくねっていたなあ。観光バスがここを通るというのだからすごいことだと思います。バイクはお気楽。吉野川市で少し高台のあるところへ寄り道します。平野を眺めると、美しいなあと思います。

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▼ レンタルバイク返却。

そして店舗に戻りバイクを返却。最後の最後でエンジンオイルのランプが点灯して不安でしたが、何事もなく帰着できました。いろいろな出来事がありました。良かった。店舗でカキ氷をいただいて、のんびりして、それから徳島駅へと戻ることとします。

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▼ ~蔵本駅。

バイクショップから徳島駅までは、復路もバスでは変化がないかなあと思って鉄道を利用することとします。最寄駅は蔵本なので、歩きます。ちょうどその道は讃岐街道だったらしく、かつて商店だっただろう建物が道の両側に並んでいました。

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▼ 和菓子屋日乃出。

そんな讃岐街道の途中に和菓子屋を見かけて立ち寄ります。街道沿いの道ということで数十年の歴史のあるお店ということで。お店の方と雑談して、お土産を少し購入して。こういう不意の出会いがあるのもまた、旅。徒歩旅の良さ。おもてなしされたー。

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▼ 蔵本駅。

小さな、けれど立派な駅。キオスクが入居していたほどの利用者がいたことも、讃岐街道から程近い利便性が関係したのかもしれない。跨線橋には木材が使われていて歴史を感じました。ちょうど100年。この間にいろいろな歴史があったのだろう。

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▼ 蔵本駅乗車。

三好方向へ向かう特急電車がこの駅で行き違い。あーやっぱ特急が停まる駅なんだ、格が違うのだなあと。そして、三好方向からやってきた普通電車に乗車します。

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▼ 蔵本駅~徳島駅

列車の後方から後ろを撮影している写真。鳴門・高松方面からの線路が合流して、複線になっても、この列車は右側走行でした。単線×2という運用なのだなあ。このような運行の路線を、実際に意識して乗車したのは初めてじゃないかなあと思う。

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徳島駅

「何で伊予の列車が徳島駅に留置されているのだろう」と思ってたら、正式運用前だったという。そっか、宣伝としてもちょうど良いということなのだろうなあ(駅にはこの列車のパンフもありました)。

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▼ びざんの湯。

今回、眉山に立ち寄ることはできませんでした。夕食をとったあと、暇だなあと思っていたら、駅前に温泉があることが看板で分かり、入ることにしました。じっくり浸かって疲れをとる。

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▼ 徳島~名古屋~岐阜。

そして、夜行バスに乗車して名古屋。名古屋近辺では夜行バスの運転手が道を間違えて迷子になり、20分ほど遅延してバス停到着するというハプニングがありました(確かに、バスにはカーナビは搭載されていない)。

そして、岐阜に戻って帰宅しました。

 

バイクの走行距離は約 950km。燃費は 33km/リットルほどでした。走行経路の概略は以下のような感じでした。

https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zjhwIch3bJNM.kCyIY5wQYikc