UP24を使ってます。

Jawboneのウェアラブル端末、UP24を1週間使用しての感想です。

iWatchが発表されるAppleの発表会を明日に控えて、もしかしたら今日が、「ウェアラブル端末の革新的変化の前夜」なのかもしれない、と思い、慌てて今の時点の感想を書きました。

 

公式は以下。

https://jawbone.com/up/

イメージ優先なのか海外メーカーだからなのか、リアルな情報がほとんどなく、リスクを感じながら購入しました。

 

▼ UP24の基本的な仕組み。

ざっとこんな感じ。

  • あらかじめAndroidiOS端末に専用のアプリをインストールします。
  • 端末とUP24はBluetoothで接続されます。
  • UP24が収集したデータは、アプリを利用して閲覧します。
  • また、データは、アプリを介してクラウドにも保存されるようです。
  • UP24の唯一の入出力端子(ヘッドフォン端子形状の端子)を、付属の変換ケーブルに接続し、変換ケーブルのUSBを電源に接続して充電します。
  • 基本的に、PC(僕の場合はWindows)を必要としませんが、ファームウェアアップデートは、PCからUSBを介する形で提供されました

 

Android版の注意点。

iOSに比べてAndroid版の制限は複雑なので以下に概略を。

UP24アプリの動作条件は「Android 4.3以上 かつ Bluetooth 4.0以上」のようです。前者はOSレベルの話、後者はハードウェアレベルの話だと思います。

UP24のアプリは、「UP24」だけでなく「UP」端末を管理、操作することができるため、「Android 4.0」くらいのAndroid端末にインストールすることはできます。

しかし、アプリを起動しても初期設定の画面で行き詰まります。7月下旬、HTL22(Android4.2)に機種変更し、8月下旬に予定された Android 4.4へと OSアップデートが延期され、9月はじめに実施されるまでの 1ヶ月間は、それなりにしんどかった。

 

▼ 基本的なライフスタイル。

基本的には、一日中、腕につけっぱなしで生活します。

  • お風呂のときには取り外す必要があります。
  • 風呂場に変換ケーブルを置いていて、この時に充電しています。
  • 入眠前にボタンを長押しして「睡眠モード」に切り替えます。
  • 起床後にボタンを長押しして「日中のモード」に切り替えます。

 

▼ UP24とアプリによって自動的にできる基本的なこと。

主に、睡眠モニタと万歩計機能です。

 

入眠時刻と起床時刻を知ることができます。

睡眠中の状態(深いか浅いか)を知ることができます。

これらの統計を見ることができます。

 

万歩計は、時間別に知ることができます。

これらの統計を見ることができます。

 

▼ UP24単体ではできないこと。

UP24の端末単体では現在時刻を取得できません。したがって腕時計型端末というよりも、リストバンド型端末という表現のほうが的確です。また、バッテリの残量を把握することもできません。アプリから確認します。

 

▼ 残念なところ。

  • ベルトのようにボタン穴で調整する機構ではないので、S/M/Lのサイズミスを補正する方法がありません。僕は Mを購入しましたが、かなりだぶだぶですわ。Sにしたほうが良かったのだろう。サイズ選択が難しいです。もしかしたら、知り合いに売却して買い直すかも。
  • 厚みがあります。打鍵するときに、腕の下の部分にUP24が当たります。見た感じ6mmくらいかなあ。幅広くても良いから、もう少し薄いほうが良いなあと思いました。

 

▼ 近い未来。

まあ、ただの測定ツールなので、飽きたらおしまい。ただ、週感づけることができるならば、続くだろうと思います。

 

▼ 今後の楽しみ。

今の時点で、リストバンド型端末というのは、(個人的な定義ですが)汎用系と専用系とに分けられると思います。

汎用系とは、例えば Androidが動作していて、まるでスマフォのようにタッチができ、gmailが読める。ものによっては SIMカードまで内蔵されてるようなタイプのもの。ギャラクシーギアの一部がこんな感じじゃなかったっけ。

専用系とは、(例えば、無線LANルータのように)それに特化したOSが黙々と動作する系。UIはほとんど持たないか、あってもおまけ程度。UP24はこちら側と僕は定義してる。ある意味、フィーチャーフォンのような…と言えるかもしれない。

 

汎用系のほうが機能満載で液晶がついている代わりに、高価で電池持ちが悪い傾向がある。

専用系のほうが安くて電池持ちが良い(UP24の場合は 2週間持つと公式が宣言してる)。機能は単機能特化型。

 

僕は、今のこの黎明期においては後者かなと思って、この商品を購入しました。さて、iWatchはこの業界にどんなアプローチするのだろう。業界にどのような衝撃を与えるのだろうかな。

そう、場合によっては、来年早々には、僕の端末は用済みになっている可能性もあるのだから。

 

ま、もし、今が黎明期の終わりなら、旧世代を体験した者として経験になります。引き続き今の時代が続くなら、UP24を愛用するだろうと思います。そう思えば、良いかなと。

 

明日、iWatchの情報をチェックしようっと。