東濃・渡合温泉 (3) (2013/06/20, 21)。

▼ 部屋。

部屋に案内され、ひととおりの旅館の説明を受けます。夕食は 17:30、その後、ランプの説明会が行われるとのこと。ランプの説明会? …よく分からない。9年前に来たときには無かったこと。

部屋は白熱電球 1個が唯一の照明という感じでした。コンセントすらありません。小規模水力発電や小規模火力発電などの自家発電によって発電しており、電力事情も決して余裕がある訳ではないということで。

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今日の宿泊客は僕らの他は老夫婦 1組。平日の雨天にも関わらず来客があったことに驚きます。仲睦まじい夫婦のようでした、気心の知れた人どうしの付き合いを見ていると、ほっとしますね。

 

▼ 夕食。

前回来たときは若いこともあり、あまり山菜料理には印象が残っていなかったのだけれど、今回は印象に残りました…というか白米にまったく手をつけられないほどの量がありました。田舎の旅館恐るべし。

山菜の天ぷらがとても美味しく、キノコ鍋や川魚、それから五平餅などが印象に残りました。アルコールは注文できるけれど、氷はありません。電気が安定供給できないために冷蔵冷凍庫の運用もままならないようで、旅館運営の苦労が偲ばれます。

(なお、デジカメのバッテリー不足のため、ここから先の写真はスマフォで撮影したものになります。手ぶれが激しいです)

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▼ 夕食後。

9年前のときは、林道通行止めのため宿の主人にゆとりが無かったようで、今回は復旧後ということでいろいろな試みをされているようです。ということで、室内で使用するランプの説明会が行われました。灯油ランプ、木造建築物においては危険な代物なので、注意して聞きます。

そのあと火打石を体験…って、とてもしんどいですw。結果的に 30分くらい悪戦苦闘してようやく火打石から炭化した綿へ火種を移すことができました。翌日は利き腕が筋肉痛になりました。

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あとは知恵の輪などで苦労させられて、20:00。お風呂の利用制限にかかるため慌ててお風呂に入ります。窓を閉め切ったことは正解、ガラスの向こう側には巨大な蛾が飛んでいました。

 

▼ 部屋に戻って消灯待ち。

部屋に戻って 22:00過ぎの消灯を待ちます。消灯時刻を過ぎれば、部屋にあるものはランプの灯りだけになります。その間はのんびりと読書をして過ごしました。そして、消灯となりました、就寝。

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▼ 翌朝。

朝食もなかなか豪勢。そもそものご飯がかなり美味しかったー。

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▼ 朝食後。

朝食後にもイベント。BB弾を用いた的当てが行われました。僕は、3発3中でした。うん、思わぬ出来事だったーなあ。

 

そして、名残惜しさを感じながらも 9:45くらいに宿を出発しました。次来るのはまた数年以上先になるのだろうかな。また、いつか誰かと来たいなあと思いました。